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<当事務所にリーガルチェックを依頼する場合の流れなど>
⑴ 契約内容の確認、弁護士費用のご案内
まず、面談時に書類をお持ちいただくか、あるいはメール添付、ファックスなどの方法により、契約書案をご送付いただきます。
それと同時に、契約内容を詳しくお伺いし、会社として、これだけは達成したいこと、また、回避したいこと、契約書を完成させるスケジュールなどもお伺いします。
以上の聞き取り作業の前あるいはそれと並行して、リーガルチェックを依頼する場合の費用や弁護士委任契約についてもご案内します。
もっとも、すでに顧問契約をいただいている企業様の場合には、顧問料の範囲内で対応できる場合が多いことから、すぐに、リーガルチェックに着手することができます。
⑵ 弁護士からのフィードバック
⑴のステップ終了後、契約書案が契約内容に適した内容か、会社にとって不利益な点はないか、あるいは、会社にとって有益な記載が漏れていないか、法律上の問題点はないかなどのチェックを行い、修正事項のフィードバックを行います。
会社は、弁護士から受け取ったフィードバックをもとに、社内で修正をかけ、さらに、契約の相手方との交渉に当たっていただくことになります。
⑶ 契約書の再検討、完成
弁護士からのフィードバックをもとに契約の相手方との交渉に当たった後、契約の相手方から再提案を受ける場合もあります。
その場合には、その再提案に同意するかどうか、あるいは、もう一度、交渉に臨むかどうかなどをご検討いただくことになりますが、そのような判断に際しても、ぜひ弁護士にご相談いただければと思います。
ただし、契約の相手方との力関係上、多少の不利益を受け入れて契約を締結しなければならない場合もあるかと思います。
その場合には、その不利益の程度や内容についても、弁護士にご相談いただくことをお勧めします。
以上の修正等を経て、契約書完成となります。
★ 契約書のリーガルチェックを弁護士に頼んだ場合の費用相場
弁護士に契約書のリーガルチェックを依頼した場合の費用は、契約書の内容や分量によって異なるのが通常ですが、一般的な目安は、概ね以下のとおりです。
定型的な契約:3万円~5万円
非定型的な契約:5万円~20万円
※定型的な契約とは、取引内容や契約条項がシンプルで定型的なものを指します。
顧問契約を締結している企業様の場合、通常、顧問料の範囲内で契約書のリーガルチェックを行うことができます。
詳しくは、「顧問弁護士プラン」をご確認ください。